内臓のような中空器官は平滑筋から、心臓の壁は心筋からできています。
平滑筋と心筋には、体内で物を移動させる役割があります。
血液の循環は心臓の筋肉や血管の平滑筋が萎縮することによって行なわれます。
骨格筋は敏速に働きますが疲れやすいうのに対して、平滑筋や心筋は収縮は遅いけれども疲れにくい性質を持っています。
平滑筋は、輪状筋が横方向に、縦走筋が縦方向に、斜行筋が斜め方向に動いて複雑な蠕動運動を行ないます。
その運動によって、胃は食物を消化して、十二指腸へと送る仕組みです。
小腸では、輪状筋が収縮したり弛緩して消化物を細かくするとともに、縦走筋が管の方向に収縮弛緩して消化物を先へ送ります。
心筋
心筋は心臓だけに見られる筋肉です。
心筋が収縮すると、心臓の空洞に血を血管を通して全身に送り出します。
心臓のポンプ作用によって送り出される血は、大心室→大動脈→組織の毛細血管→大静脈→右心房→肺動脈→肺毛細血管→肺静脈→左心房に回ります。
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