人間の体を作ったりエネルギー源となる材料は食物から得られ、食物は口の中で咀嚼されてから胃腸に送られて消化吸収されます。
食べ物を噛んで食べることは、栄養素を体内に摂り込むことに、食べ物の味・匂い・口ざわりを感じ取り、食べる満足感を得るという効果もあります。
食べるということは、口を介して食物を体の中に摂り込むことです。
口を単なる通過口とするのではなく、より積極的に動かすことによって食べる満足感を覚えます。
食物から栄養素を体内に摂り入れて、食べる満足感を得られるためには、噛むことができなければなりません。
顎を動かして食物を噛み砕いて小さな破片に粉砕することを咀嚼。
このような動作は咀嚼筋と呼ばれる筋肉の動きで行なわれます。
主な咀嚼筋は、頬骨から始まる咬筋(こうきん)・側頭骨から始まる側頭筋は扇状の筋肉です。
すべて三叉神経(さんさしんけい)の枝の下顎神経(かがくしんけい)によって支配されています。
食物が硬いほど咀嚼筋の活動は多くなります。
食物が小さいほど咀嚼筋の活動量は少なく、食物が大きくなるほど咀嚼筋の活動は増えます。
下顎骨下で走っている筋が顎を閉じるほか、口の中の壁にあって食べ物を口の中で動かします。
顎の下側の顎舌骨筋(がくぜっこつきん)や首に広がる広頸筋(こうけいきん)、舌骨から下に走る筋は、口を開いたり物を飲み込む働きをします。
舌の中にも筋肉がぎっしり詰まっていて、食べ物を口の中やのどに動かします。
これらの筋肉は、話すときにも口や顎の形を作る働きをしています。
食べ物は、小さくしたり、食べやすい方へ、より柔らかい方へと変化しています。
咀嚼筋も腕や脚にある筋肉と同様で、ある程度以上の負担が加わらないと強さを維持することはできません。
0 件のコメント:
コメントを投稿