2007年9月20日木曜日

アデノシン三燐酸(ATP)の生産

食べるために生きる、生きるために食べる、どちらであっても生命にとって食物が重要であることは共通です。
食べる食物の一部が筋肉を作っていることは事実です。
しかし実際には食物のほとんどは代謝のためにエネルギーとして用います
細胞内で行なわれる同化(物質の合成)や、異化(物質の分解)の作用で種種の物質を作り、エネルギーを取り出すことを代謝といいます。

代謝に必要な材料は栄養として食品から摂取されます。
栄養素として、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・無機質があります。
食物は酸化されて、アデノシン三燐酸(ATP)の形に変えられ、この化合物質が蓄積してエネルギーを利用して筋肉の活動が遂行されます。

筋収縮のエネルギー源であるアデノシン三燐酸(ATP)は、自然に体内に蓄積されているのではありません。
食事によって摂取した栄養物を利用して体内で作られます。
アデノシン三燐酸(ATP)は、炭水化物・脂肪・たんぱく質から作られます。

炭水化物からのアデノシン三燐酸(ATP)生産
食事で摂取した炭水化物の分解によって、グルコース(ブドウ糖)が作られます。グルコースは血糖として知られる糖質です。
筋肉の細胞は、アデノシン三燐酸(ATP)を生産するために、グルコースを主な燃料として利用します。

グルコース+酸素=二酸化炭素+水+アデノシン三燐酸(ATP)
血糖値の恒常性は極めて重要なものです。
血液中に過剰のグルコースが存在すと糖尿病になります。
それを防ぐために余分なグルコースは肝臓や筋肉の細胞内にグリコーゲンとして貯蔵されます。
それでも血糖値が高いときには、余分なグルコースは脂肪に変わって体脂肪として蓄積されます。

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